Miwaの起業レポート7:突然のIT業界復帰!

ボランティア&非営利団体代表の苦悩

前回の記事で、法人化を考えて「転勤族協会」にした、と書きました。

人数が増えてきたという理由以上に、安定した運営費を捻出するため、私が個人でやっている仕事ではなく、企業から仕事を請けてコアメンバーでやろうと計画したのです。


ところが、企画書&見積書を作成できるのが私だけだった…ということが発覚。

ここまで全て私の自腹。さすがに、このままボランティアを続けるのは、もう無理です。


来年から人材業界で中途採用のキャリアカウンセラーになって、キャリアサポートを究めるか。
広告業界に派遣社員として入って、広報PRを究めるか。
でも、ITコンサルタントも捨てがたい…!


モヤモヤしながら、たまたま見つけた「在宅ワーカーと中小企業のビジネスマッチング交流会」に参加しました。

最初は、今のTKT48で請けられる仕事が見つかるといいな…くらいにしか思っていなかったのですが、そこで、素晴らしい出会いが待ち受けていたのです。


再びIT業界へ

「いないと思いますが…もしIT業界経験者の方がいましたら、ぜひブースへ!」

一番前の席で、色々な企業の説明を聞いていましたが、1社だけピンと来るものがありました。


ブースに行って、色々と話を聞いてみると…元大手電機メーカー営業職3名が立ち上げた会社で、新しいやり方でIT業界を変えたい!とのこと。

それこそ、私がITコンサルタントとして起業した時にやりたかったこと!


先方は、在宅ワーカーの採用・教育や、会社の広報をできる人を探していました。

まさに、TKT48で転妻のキャリアサポートをやり、TKT48プロデューサーとしてTKT48の活動を、高崎観光大使として北関東をPRしてきました!

ボランティアの「転妻広報大使〜TKT48〜」が、仕事の「株式会社の広報担当」に、繋がった瞬間でした。


  1. 11/12:ビジネスマッチング交流会で出会う → メールで何度かやり取りし、具体的にお話しましょう!ということに
  2. 12/8:私のオフィスで打合せ → 夜には準委任の契約書が送られてくる
  3. 12/22:先方のオフィスで打合せ → 「広報担当/ITコンサルタント/産業カウンセラー/SE女子部部長/転勤族協会TKT48代表」の肩書き入りの会社の名刺をもらう


とんとん拍子で、個人事業主のまま、在宅・時給制の準委任契約で働く、ITコンサルタントに復帰できたのでした。

主に、在宅SEワーカーの採用・面談・研修などキャリアサポートを行います。そのうちITコンサルティングもやらせてもらえそうです。


さらに、ITコラムニストへ

1年ブランクが空くと、復帰できないのがIT業界。でも、ボランティアでも特定の道を究めておけば、復帰できるものなんですね。

今まで9回転職して、何度そう思ったことだろう。


せっかくなので、私の経験を書いてみたら誰かの役に立つのではないかと応募したら…
「@IT」の「エンジニアライフ」コラムニストに採用されました!


【記事作成:Miwa、編集:Miwa、最終更新日:2015/12/26】